ジュゴンと沖縄
先日、知り合いの方から紹介があり、映画「ZAN 〜ジュゴンが姿を見せるとき〜」を観に行った。場所は板橋。
この映画では、沖縄の海の美しさ、自然環境の様子が映されている。さらに地元住民の声や、辺野古新基地建設に反対する人々の姿も伝えている。
上映後のシェアタイムで印象に残っているのは、20年間基地反対運動をしていたから、工事が遅れていること、政府がデータを表示しても、それが正しいわけではない、つまり周辺の情報もちゃんと調べて自分の頭で考えて判断することが大切だ、ということだ。私個人の考えは、基地はいらないということ、だけど、基地のある地域では交付金が出されており、それが島民の生活にも繋がっていること。だから、条件付基地容認派と基地反対派が対立している。とくに、容認派は、基地が置いてある地元の人が多いという。福島原発と同じ構造が沖縄の基地でも起きている。
そして、7/3の新聞には、
東京新聞 2018/07/03
辺野古・高江リポート
海上から「土砂投入するな」
と題し、現在進行形で、基地移設に反対する市民と海上保安庁などの間で攻防戦が繰り広げられているという内容の記事である。
映画を観ている時は、その時の出来事だと思ってしまいがちだが、現在進行で起きていることをちゃんと忘れないでいようと思う。
個人でできることは、小さなことかもしれないけれど、それが多くの人になれば状況が変わっていくんじゃないかと思う。